ネットを使ってスパイ募集?! CIAの活動内容って何するの?

何日か前にCIAがネット上でスパイを募集することが発表されました。

えっ? スパイを募集?? そんな大々的に募集するものなの?!
何かの見間違い? エイプリルフールのネタ?

いいえ!違います!
です。

実際に2020年6月22日に求人広告が公開されました。

そもそもCIAって、聞いたことあるけど、何をするところなの?
そう思った方もいるでしょう。

というわけで、具体的にCIAについて見ていきましょう!!

まずCIAとは?

一言で言ってしまえば、アメリカのスパイ組織のことです。

CIAとはCentral Intelligence Agencyを略したもので、アメリカ中央情報局のこと。

大まかに言ってしまえば、社会、政治、経済、軍事などのありとあらゆる情報を集め、世界の動向を把握しています。

その目的は、ずばり!
アメリカの国家を守ること

じゃあ具体的にどんな仕事をしているの?
気になりますよね…

CIAの活動内容

CIAって、どんな仕事をしているんだろう?
ぱっと思いつくのは、映画やアニメのイメージではないでしょうか。

ハリウッド映画で有名なのはミッション:インポッシブルのトム・クルーズ!
またアニメでいうと名探偵コナンなどで登場してきますよね。

CIAの職種は多岐にわたるそうです。

主には特別諜報員の仕事がメイン

  1. まず世界各国へと出向き、外国政府の機密情報にアクセスできる協力者を探し出す。
  2. その人たちに近づき、諜報活動を手伝ってもらうように説得
  3. そして情報収集活動やスパイ活動!

この外国政府の情報を提供してくれる人は「エージェント」と呼ばれているそう。
エージェントは最悪の場合、殺されてしまうことも…。

そんな危険にさらされているエージェントの安全を保護しながら、機密情報を得ています。

結構大変な仕事ですよね…。
しかも辛いのは任務の内容を家族にさえ、話せないこと。

また友達にはCIAで働いているとは言えないので、無名の会社で働いているなどと思われるらしい。

そこで気になりませんか?
そんなに命を懸けた仕事の給料ってどのくらいなんだろう?

CIAのお給料事情

職種によって、色々なようです。
ここでは特別諜報員の年収に触れましょう。

特別諜報員の年収は

7万4872ドル〜13万6771ドル
日本円に直すと、約800万円〜1500万円ぐらい

※参照: https://www.ciaagentedu.org/salaries/

これって多いの? 少ないの?
ちなみにアメリカの医師の年収は少なくとも2000万円以上!!!

こんなに命を懸けて仕事をしているのに、ちょっと少ないような気が…。
ちなみにCIAに入る最低条件はこんな感じです。

CIAに入る最低条件

  • アメリカ国民
  • 18歳以上
  • 大卒、GPA3.0以上
  • 対人関係スキル能力があること
  • 国際情勢に強い関心がある
  • 明確に正しく書くことが出来る

    ところでCIAってどうやってなるの?

インターン制度

短期間だけCIAを体験するもの。
優秀な学生を確保するために行っているようです。

スカウト

語学力に長けている、大学で優秀な成績を収めている人などをスカウト。
また一定以上のIQが必要なため、ハーバードやコロンビア、プリンストンなどの名門大学の生徒に声をかけているそう。

ネットから応募

CIAのウェブサイトから応募できます。

特別な応募方法があるのかと思っていませんでした??

何か意外と普通の企業と変わりませんよね。
映画やアニメのイメージの秘密裏に行われているイメージが覆されて、ちょっとショックですよね。

ここで気になってくるのは公開された求人広告!

求人広告の内容


90秒、60秒、15秒の3種類の動画を
NetflixやHuluなどの動画ストリーミングサービスで配信!

「ほんの少しの外国の機密情報ですべてが変わる」とスパイの仕事の魅力を伝え、
「CIAでキャリアを始めよう」と呼びかける場面で終わっているそう。

動画の主なターゲットは18歳から35歳! 意外と幅広い!

CIAの広報担当者は
「最高の人材を獲得するには伝統的手段だけに頼っているわけにはいかない」
そうコメント。

まとめ

CIAは命を懸けて、アメリカを守るために動いています。

CIAは過去にも人材確保のために、テレビやラジオの広告のほか、動画サイトのYouTubeに求人動画を掲載したことも。

NetflixやHuluなどに加入している米国の世帯は7割以上
なので、より多くのアメリカの人たちの目に留まることに!
今までCIAを就職先として考えたことない人も考えるようになるかもしれませんね。

またイギリスのMI5やMI6などの海外の諜報機関ではコネによる採用が多いとされていました。しかし一部ではネット上での募集活動を開始。

時代ですね…。

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