メジャーリーグも開幕し大谷選手の二刀流に再び注目が集まっています。(とはいえ先日前腕を怪我してしまい今は打者専念ですが)
大谷選手は恵まれた身体能力も注目されていますが、花巻東高校時代から続けている目設定の仕方も今注目を集めています。
よくある期限とゴールの設定ではなく9つのマスを用いた「マンダラチャート」というものです。
花巻東高校の先輩の菊池雄星投手も高校生の時に実践していて今1つの高校から2人もメジャーリーガーが誕生しているのもその目標設定にあると言われています。
この2人が活躍してる背景の1つに高校時代の目標設定の仕方という共通点があるので
今回は、その「マンダラチャートを用いた目標設定の仕方や効果」についてご紹介していきます。
目次
マンダラチャートってなに?
マンダラチャートについて

マンダラチャートについてですが、縦と横に3個ずつのマスを書き3×3の全部で9マスにする形か、もしくは縦横8個ずつにして8×8の全部で64マスという2タイプがよく使用される形となります。他にも細かくマスを3×3の形で9個作り、合計81マスにする方法があったりします。
マンダラチャートを発明したのは日本人でした、役60年前に経営コンサルティングをしていた研究所チームの松村寧雄さんという方がが開発しました。「曼荼羅」にちなみマンダラチャートと命名しています。目標だったり課題を視覚的にとらえ表現できる点が特徴となります。
目標設定したり現状分析をする際など幅広い目的で活用できます。目標に向かい優先したり足りない要素を明確にする事に長けています。
大谷選手のマンダラチャート実例を紹介!

大谷選手ですが、高校生の時から160kmのストレートを投げ、バッターとしても抜群のセンスがあったスーパー高校生でした。プロ野球に入っても二刀流に拘りを持ち続け、現在は皆さんもご存知の通りメジャーリーグで活躍する程の一流選手となりました。
その大谷選手が夢の実現に使ったのがマンダラチャートです、高校1年生で目標達成シートを自ら作り、計画をしっかりと立てて練習に臨んでいます。この背景に、実は当時の監督だった佐々木さんによるアドバイスがあり、マンダラチャートを取り入れたようです。
具体的にどう書いたかですが、真ん中のマスに「プロ野球8球団以上で全てドラフト1位で指名をうける」という目標を設定し、それを達成する為に何が必要かとして、体づくり・コントロール・人間性といった努力目標となる事を他の8マスに掲げていき、具体的な行動まで深掘りしていきます。
目標をただ上げるのではなく、実現する為に必要な事を明確にして具体的なアクションとして掘り下ていくという事が大切だったんですね。
マンダラチャートを使ってみよう!大切な2つのポイント!
目標を明確にして要素を絞り出す

マンダラチャートで最初にやる事は、実現したい目標を決めて、周りのマスに達成する為の要素を書き出していきます。
1番真ん中のマスに目標を書きます!
真ん中にある目標がマンダラチャートの大事な核になるので、真剣に実現したい事を書いてください。
大谷選手の様に具体的で現実的な内容であれば、目標に対しての必要な要素がはっきりとしてきますので効果が見込めます。
目標が決まれば、客観的に必要な要素を洗い出してみてください。
1人で考えて何も出てこない時は、すでに目標を達成している人や経験が豊富な人を参考にしたり、相談してみると現実的で具体的な要素が出せるかもしれませんね。
マスは全て埋めよう!
目標が決まれば、周りをのマスを埋めていく事になります。
マスを埋める時に、色々と思いつく事が要素としてあると思います。マスに限りがあるので選択するという事が必要となります。
例だと、大谷選手だったらスポーツ選手なので、体力、技術力、精神力、論理的思考など色々と必要な要素があります。
勿論、優れている事がたくさんある事に問題はありませんが、仮に20個や30個と必要な要素が出てしまったとしても、全てをやる事は簡単ではありません。
その中でも優先度や重要度を考え、今の自分に必要なポイントを取り組む事が大切です。目標によりすぐに達成できる事や時間が必要な事と目標のレベルによってマスの内容は違ってくると思います。
マンダラチャート全体の偏りをなくし、バランスも大事になります。
例えば、スポーツの世界では瞬発力と屈強な肉体は相対的な関係にあります、仕事の世界では個性的な思考と協調生といった部分では両立できない傾向になります。
現実的な目標があり、実現する為の具体的なアクションが見える事が非常に重要となります。とはいえ、あまり考え過ぎずにまずはやってみるでもいいと思いますのでチャレンジのきっかけとして活用してみてください。
どんな効果が期待できるのか?

では、マンダラチャートでなぜ目標を達成する事ができるのか!理由としては、意識を問題に集中する事ができるからです、そしてその問題解決の為に観念ではなく、具体的に行動を決めてその行動を起こして行くから変えていく事ができる!
一見当たり前のような流れですが、なかなかできないのが現実だと思います。
整理するとマンダラートチャートで
1.いつも、何を考えているか!
2.優先してやるべき事は何か!
3.正しく努力できているか!
という部分を視覚的に確認する事ができます。マンダラチャートを使って、目標や夢を達成するための具体的な行動があり、自分に必要な要素を整理し、目指した現実をどんどん引き寄せていきます。
その仕組み作りがマンダラチャートの効果であり、目標や夢を達成してしまうという理由だと言えます。
まとめ
まとめです。
・マンダラチャートってなに?
→目標設定したり現状分析をする際など幅広い目的で活用できます。目標に向かい優先したり足りない要素を明確にする事に長けています。
・マンダラチャートを使ってみよう!大切な2つのポイント!
→目標を明確にして要素を絞り出す!
→マスは全て埋めよう!
・どんな効果が期待できるのか?
1.いつも、何を考えているか!
2.優先してやるべき事は何か!
3.正しく努力できているか!
を確認する事ができます。
世の中には色々な手法で成功している人や夢を叶えている人がたくさんいます。大谷選手の例はほんの一例になりますが、「今やりたい事があるけどできない」「やってみたけどうまくいかなかった」という経験があれば、1度マンダラチャートを活用してチャレンジしてみてください。
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