新作発売!! 累計400万部突破の夢をかなえるゾウ その5つの魅力を紹介

2007年に発売され、当時話題となった「夢をかなえるゾウ」
ドラマ化やアニメ化もされ、手にとって読んだこともある人も
多いのではないでしょうか?

その後、2012年に第2弾、2014年に第3弾がされたのは
ご存知でしょうか。こちらもドラマ化し、好評を博しました。

そして、今年2020年。待望の第4弾、
「夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神」が発売されました。

Amazonで最初の「夢をかなえるゾウ」のページを見ると、
なんと、10年以上経過しているにもかかわらず、未だに売れ筋ランキング
4千位という順位でした。

毎年、いくつもの自己啓発本が発売されているにも関わらず、
このランキングの高さはまさに驚異といっていいでしょう。

そこで今回は、「夢をかなえるゾウ」の5つの魅力について
調べてみました。
そこには、自己啓発本としての確かさだけではなく、
エンターテイメントとして楽しめる要素も盛り込まれていました。

おかしくてヘンテコだけど、自己啓発としてドキリと心にくる。
そんな「夢をかなえるゾウ」の魅力をお伝えします。

「夢をかなえるゾウ」 5つの魅力!!

1.小説としても面白く、スラスラと読める

「夢をかなえるゾウ」の魅力として多く語られることに、
小説としても面白いというのがあります。

ガネーシャはインドの神様ですが、大阪にいて関西弁を
喋る「おっちゃん」のイメージが強いです。
(アニメ版では、笑福亭鶴瓶師匠が演じられていて、
実にピッタリでした)

そんなおっちゃんのガネーシャですが、出てくる友達の
「釈迦くん」を始め、へんてこで何とも味のあるキャラが
出てきます。

そして、この本の要である課題を毎日出してくるのですが、
そこでのやり取りが、笑いあり、涙ありの王道小説と
なっています。

また文章のテンポも良いので、ちょっとした空き時間に
読めてしまうのも魅力です。

2.「行動を起こすこと」を主軸にしている

「夢をかなえるゾウ」の特徴に、自分を変えるために
具体的な行動をすることを課題としています。

他の自己啓発本は考え方や、心の持ちようなど、内面に焦点を
当てているのに対して、これは大きな違いでしょう。

といっても、一つひとつの課題はさほど難しいものではありません。
「靴を磨く」「コンビニで募金してみる」「まっすぐ帰宅する」など
どれも簡単なもので、これがなぜ成功へとつながるのか、読者も
主人公同様、首をかしげることでしょう。

3.簡単な課題と、継続することの難しさ

ガネーシャのこの課題。実は、偉人たちが実践していたものばかりです。
「靴を磨く」というのは、野球選手のイチローが、募金はジョン・ロックフェラー
が、まっすぐ帰宅するは、スティーブン・キングが実践していたといいます。

実行するのは簡単な課題。しかし、この本ではさらに一歩踏み込んで
継続することが大切と説いています。
この継続というのが、たとえ簡単な課題だとしても、意外と難しいのです。

課題を実践し、それを身につくまで繰り返す。この難しさの実感こそが、
自分が変わることの難しさであり、それができる様になったとき、
自分が一つ変わったという証なのです。

4.ガネーシャというゾウ(?)

タイトルにもなっている、ガネーシャですが、なかなかに
癖が強く、それでいて愛すべきキャラクターとなっています。

元ネタは、インドのヒンドゥー教の一柱で、人間の体に象の頭、そして
4本の腕が特徴です。現世利益をもたらす神とされ、人気があり、特に
商人から絶大な信仰を集めているといわれています。

改めてみると、「夢をかなえるゾウ」のガネーシャは、かなり設定に
忠実だったことがわかります。

しかし、性格はというと、若干の虚言癖があったり、ヘビースモーカーで
何回も禁煙に失敗していたり、あげくに目玉焼きにベーコンがついてないと
気がすまないという、かなり曲者っぷりです。

それでも、どこか憎めない愛らしさがあって、気がついたら
魅了されてしまっています。
挿入されるイラストも、独自のセンスがあり、ガネーシャが可愛らしく
描かれています。

5.変わるために、地に足のついた実践の数々

作者の水野敬也さんはテレビや雑誌のインタビューで、

「自分は今までたくさんの自己啓発の本を読んできた。
だから、確実に人が変われる本を作りたかった」
と語っています。

「夢をかなえるゾウ」は、実に多くの参考文献を元にして書かれています。
ガネーシャの出す課題は、どれも偉人、有名人が行っていた日常のちょっと
した行動です。

本人たちは、そこにどれだけの意味を感じていたのか、わかりませんが、
作者の水野敬也さんは、様々な自己啓発本を読み勧めていくなかで、そこに
成功の秘訣があることを、見抜いたのかもしれません。

まとめ

2020年発売の第4弾「夢をかなえるゾウ ガネーシャと死神」
前作から6年ぶりとなる新作で、ビジネスや恋愛をテーマとしてきた
ものから「死」という人間の根源的な問題に迫っています。

これまでは「生きること」を前提としてきた、これまでのガネーシャの教え。
それが、身近に「死」を感じている人間には、どのようなものになるので
しょうか。

新作を読むもよし、改めて1巻から読むもよし。「夢をかなえるゾウ」は
そんな魅力的な作品となっています。

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