高速道路で全ての料金所がETC専用化に！ETCってメリットはあるの？

国土交通省が2020年7月2日に「すべての高速道路でETC専用化を検討し、有人での料金所をなくしていく」と発表がありました。料金所の作業員とドライバーの新型コロナ感染接触を避けるためだそうです。という事は将来的に一般レーンが撤廃されるという事になります。

ただ、普段は車に乗らない方が「えっ！ETC入らないといけないの？」とか「ETC持ってないから高速に乗れなくなるやん！」と思ってしまいますよね！実はETCってすごく便利なアイテムなんです。

そこで、今回は「ETCにすることのメリット」をご紹介していきたいと思います。

1 ETCをまだ、使った事がない人へ！
- 1.1 ETCについて
- 1.2 ETCカードとETC車載器はなんでもオッケーです！
2 ETCの使い方やメリットを紹介！
- 2.1 ETCの使い方
- 2.2 ETCを使用するメリット！
3 まとめ

ETCをまだ、使った事がない人へ！

ETCについて

ETCとは、「Electronic Toll Collection System」の頭文字をとってETCと省略され呼称されています。

簡単に言えば、自動料金支払いシステムという事です。

何をしているかというと、車で料金所ゲートに入ると設置されているアンテナと、自車に搭載されている車載器が、無線で通信を行なって自動で料金の支払いを行なってくれるという仕組みです。だから、ETCがある車は料金所を減速するだけで通り抜ける事が可能となります。

有料道路で問題とされていた、料金を支払う際に起こる渋滞の防止やトラブルを解消するために開発されました。

では、ETCを利用したいけど、何が必要か！なんですが、

・ETCカード

・ETC車載器

の2つがあれば大丈夫です。車の方にETC車載器を取り付けて、ETCカードを差し込めばあとは機械が勝手に動いてくれます。

ETCカードとETC車載器はなんでもオッケーです！

購入の際に色々と悩まれるかもしれませんが、

ETCなるものは、どんな通信手段や料金の徴収方法にかかわらず、すべて規格は統一されているんです。よって、車載器のメーカーやカード会社が違っていたとしても、特に問題なく利用する事ができるので安心です。

例えば、

友達から借りた車で、自分のETCカードを使って高速道路を利用すると、他人の車であっても、カード所有者に請求される仕組みになっています。ので、逆に友達に車を貸して高速道路をどれだけ走ろうが、カードさえ使われなければ車載器の所有者に請求が来る事はありません。

ETCの使い方やメリットを紹介！

ETCの使い方

ETC利用までの流れを大まかにご説明しますね！手順は以下の流れになります。

1、ETCカードを申し込む

2、ETC車載器を購入する

3、セットアップする

4、ETC車載器にETCカードを挿入する

1-ETCカードの購入ですが、クレジットカード会社か高速道路会社で発行するカードと大きく2種類の発行ルートがあります、いずれかの会社にETCカードの申し込みをすれば後日カードが発行され自宅まで届けてくれます。

2-ETC車載器は、インターネットで購入するか、自動車用品店(オートバックス的な所)やディーラーに相談すれば問題なく購入できますよ。

3-それでは、カードと車載器の2つがそろえば、セットアップが必要となります。大体は自動車用品店で購入してそのままセットアップもしてもらうという流れになると思いますが。車載器をオンラインで購入された場合は、セットアップ登録店を探してセットアップしてもらうというパターンになります。ETCが不正に利用されないように、かなり高度なセキュリティ処理を行っているので、個人で簡単にできるといったレベルではありませんし、もちろんセットアップしないと使用する事もできません。

4-ETC車載器にETCカードを差し込めば車載器から「利用できます」的な音声が確認できると思います。初めは差す方向を間違えたりして、車載器から「エラー」って言われたりしますが、焦らずカードの方向を確認してもう一度差し直せば大丈夫です。

では、ETCを使うに当たってのメリットについて紹介します。